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2022.9.9 月イチ情報交換会 夏休みスペシャルトークイベント「文化芸術ってなんだろう?」開催レポート

更新日:2023年8月15日

〇日時:2022年9月9日(金)18時30分~20時30分

〇場所:いわき芸術文化交流館アリオス 本館2F カンティーネ

〇出演:なぜか集められた大学生たち

     八鍬ひかる(早稲田大学)

     坂田南実(明治学院大学 いわきアリオス インターン生)ほか

〇進行:いわきアリオス アドバイザー

     宮本英実(MUSUBU/Demi)

     福田理紗(学習院大学 大学院)


文:島崎圭介(アリオスコミュニティ副代表)


市民主導でいわきアリオスやいわき市の文化の未来を考えていく「アリオスコミュニティ」。

9月9日の月イチ情報交換会は、夏休みスペシャルトークイベント『文化芸術ってなんだろう?』。大学生たちが“いわきアリオス”や“文化芸術”についてどう思っているのか、これからを担う次世代たちが等身大の言葉を伝えてくれました。


会場の中心に設けられた円形の席に座る出演者たちの自己紹介とクロストークの第一部。


世代は一緒でも過ごした地域や環境、学んでいることが違うから、ひとりひとりが描く“いわきアリオス”も勿論違います。平市民会館がいわきアリオスに生まれ変わって十年以上が経ったことで、今の若者はいわゆる“アリオスネイティブ”な世代なんですね。当然といえば当然なのですが、大学生たちの話を聞いていて、真っ先にそれを強く感じました。



第二部は出演者を囲んでいた客席の人たちも混ざって行ったディスカッション。


二重の円が3つの円になって、ざっくばらんに話を聞いたり、話したり。1つの卓では、改めて“文化とは? 芸術とは? 文化芸術(芸術文化)とは?”を問い直すことから“本物とはなにか? 逆に本物ではないものとはなにか?”という新たな問いにぶつかったり、アリオスコミュニティの話、予算の話、アリオスができる前の話まで。もうひとつの卓では"お出かけアリオス"の話から子供の交通アクセスの課題や各地区の公民館との連携の話へ。別の卓では、今の若者の求めるものや興味の持ち方についてと多方面に話が膨らんでいました。


多様化する文化、醸成される芸術、対話によって生まれるきっかけ、(今の時代における)公共性とはなにか……


アリオスネイティブ世代の若者と、いわき市立美術館設立の契機となった美術運動から芸術文化を支えてきた世代の対話、このトークイベントが芸術文化”交流館”の真ん中にあるカンティーネで行われたことが興味深いし、それを踏まえて出演者から出た「たった一人の学生の疑問を、みなさんがマジで考えてくれている姿勢が青春だなと思った。世代がバラバラなのに」の言葉がとても味わい深い。

ここいわきで文化芸術について語り合える夜はもっとあっていい。また青春したい!



次回の月イチ情報交換会は、10/26(水)に、いわきアリオス2階カンティーネで「いわきアリオスのPFIについて」をテーマに開催します。

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