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2023.9.17 特別企画「いわき市文化協会顧問 田村学さんとお話しする会」開催レポート

○日時:2023 年 9月 17 日(日) 14 時 00 分~16 時 00 分 ○場所:いわき芸術文化交流館アリオス 本館 5階 大リハーサル室

文:伊藤直子(アリオスコミュニティ代表)


市民主導でいわきアリオスやいわき市の文化の未来を考えていく「アリオスコミュニティ(以下、アリコミ)」。 アリコミ特別企画「いわき市文化協会顧問 田村学さんとお話しする会」を9月17日(日)に開催しました。



「ボランティアの皆さんが働いている時にお話なんかするのはどうなのかとも思うんだけど…」田村さんが話し始めました。窓の外には”ビア博”の賑わいも見える。

それぞれの場所でできることをしていく、そんなことを思いながら、田村さんの教員生活、演劇、文化運動の継続という想像し難い経歴のほんの一端をお聞きし、すご過ぎる…とあらためて思ってしまう。


3才の頃、空襲警報の暗やみの中、お母さまに背中合わせにおんぶされて防空壕に向かったこと。お父様が戦地から負傷して戻られた記憶は鮮明で、演劇と出合ってから現在までも、文化活動の根底に平和への想いがあること。1969年の創立から理念を語りあい、55年続けてきた小劇場の全公演に携わってきたこと。

「あこがれ」があって向上心、成長につながること等々のお話に続き、会場からの質問に応え、いわき文化協会の在り方が特別であること、タテ割り行政のこと、団体同士で連携して動けばできることがある等を熱く語られました。


打ち合わせ時から何度も「何を話せばいいの?」と言われた田村さん。アリコミの欲張り、たった2時間で知恵をいただきたい、という企みにたくさん応えていただきました。

アリコミとして、私個人として”これから”につなげていく時間になりました。「これで良かったのかな?」といつもの笑顔でお帰りになった田村さん、ご参加の皆様に心から感謝致します。ありがとうございました。



さて、次回は10/31(火)に月イチ情報交換会「カンティーネのスタインウェイ・ピアノを楽しむ会」を開催予定です。

また、11/9には今回のお話しにも出てきた いわき市の文化政策ビジョン についてより深く知る機会となる情報交換会「いわき市の文化政策ビジョンはいま?」を予定しています。

それではまた、お会いしましょう。

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