2023.6.21 月イチ情報交換会「いわきのアウトリーチについての情報交換会」開催レポート
- 圭介 島崎
- 2023年8月3日
- 読了時間: 2分
○日時:2023 年 6 月 21 日(水) 18 時 30 分~20 時 00 分 ○場所:いわき芸術文化交流館アリオス 本館 2 階 カンティーネ
文:佐藤和良(アリオスコミュニティ)
市民主導でいわきアリオスやいわき市の文化の未来を考えていく「アリオスコミュニティ(以下、アリコミ)」。 アリコミが行う 22 回目の月イチ情報交換会「いわきのアウトリーチについての情報交換会」が 6 月 21日(水)に開催されました。
初めに、アリオスコミュニティの伊藤直子代表から「前回で活動を繋ぐことの大切さを感じ、市内小中学校でアウトリーチについてのアンケートを実施しました。“地域や外部講師に来て欲しい”という声が多く、“お出かけアリオスの情報を受け取りたい”という声や予算の心配が半分以上あり、アウトリーチについては意味がわからない人も多く聞かれました」と報告されました。

会に参加したアリオスのスタッフからは「アウトリーチはおでかけアリオスとして知られています。45分、50 分のプログラムで授業にマッチするようにしています」と現状が示され、小学校の教諭は「お出かけアリオスは何度も経験しています。子どもたちは、本物に喜び、食いつき。先生たちは、来てもらいたいと思っています」と話されました。
江名諏訪神社文化伝統保存会の関係者からは“江名小学校の総合学習の中で、保存会により江名の三匹獅子舞の授業が行われている”ことについて、いわき交響楽団のメンバーからは“田村郡小野町への訪問演奏会の取り組み”を、いわき芸能倶楽部のメンバーからは“社会福祉協議会と連携した活動”などについて説明・紹介をいただきました。
いわき市文化協会の関係者からは「継続して育てることが大事で責任を持つべき」「市の文化予算の使われ方をよくみる必要があるのではないか」との指摘もありました。
また、生涯学習(公民館)活動として市生涯学習ポータルサイト“いわきまなびナビ”の活用について、また「アリオスコミュニティが開催しているピアノを楽しむ会の実践と“いわきまなびナビ”を繋ぐのはここ(アリコミ)ではないか」という意見、「自分の活動にもコミュニティがある。インターネットで話し合える場をつくるのもいい」という提案も出されました。

いわきのアウトリーチをテーマにした情報交換会も 21 年 12 月に続いて 2 回目となり、議論が少しずつ深まりつつあります。
さて、次回の月イチ情報交換会は、7/19(水)の「プレ・アリコミ祭 準備会」です。それではまた、お会いしましょう。
Komentáře