2021.10.10 特別企画「いわき演劇鑑賞会・宗形浩さんのお話を聴く会」レポート
- 圭介 島崎
- 2022年4月30日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年8月15日
日時:2021年10月10日(日)13時00分~16時00分
場所:いわきアリオス 別館 音楽小ホール
文:アリオスコミュニティ代表 伊藤直子

初めに今年2月に設立のアリコミの経歴と、個人であること、対等であることを大事にしたいというところ、今日の会の企画の意図等を私が短く話しました。その後迎えた宗形さんは、先ず、いわき演劇鑑賞会の56年をほんのサラっと語りました。
少なくない借金を抱えながらも守ってきた真心、会員制であること、自主的であることが人を繋いできたという会の在り方は、会員の、そして家族の心身の健康、長寿、生きることに連なっているのだと思いました。
コロナ禍であらためて見直されたところのある観客というもの、これまでは語られることの殆どなかったその”在り方”について、世阿弥、小山内薫等の書籍から引用しながら、演劇、音楽、文学、美術など芸術が観客によってその完成をみるということ、異質を認め尊重する対話の場をつくる”観客の役割”について熱く語りました。
もうひとつ、演鑑を運営しながら関わり続けた文化行政について思うところ、アリコミについて期待することもお話したかったそうですが、機会を改めてお聞きしたいと思います。
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