2022.10.26 月イチ情報交換会「いわきアリオスのPFIについて」開催レポート
- 圭介 島崎
- 2022年11月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年8月15日

【事業概要】
○日時:2022年10月26日(水)18時30分~20時10分
○場所:いわき芸術文化交流館アリオス 本館2F カンティーネ
○お話:佐藤 敦(いわきアリオス 経営総務課 主任主査)
○進行:堅田新一(アリオスコミュニティ副代表)
文:堅田新一(アリオスコミュニティ副代表)
市民主導でいわきアリオスやいわき市の文化の未来を考えていく「アリオスコミュニティ」。
10月26日に行われた通算15回目のアリコミ月イチ情報交換会は、「いわきアリオスのPFIについて」のテーマでした。
話し手は佐藤 敦さん(経営総務課 総務経理グループ 主任主査)。パワーポイント約60ページを使い、来年3月で開館15年目を迎え、初期建設費を含む181億をいかに市の財政を圧迫することなく市民にサービスを提供するか、PFIの手法を利用してきた経緯と仕組みを説明しました。

(写真提供:佐藤和良)
司会は、このテーマの発案者の堅田が担当しましたが、佐藤さんの説明に合の手を入れるコメントは、参加者の理解の助けになった、と来場者からの感想を頂きました。
一般的なPFIは、施設の建設、維持管理、運営まで民間の知恵や資金を利用しますが、「いわき方式」では「運営はいわき市直営」としたところに特色があります。

(写真提供:佐藤和良)
令和5年度以降についても説明があり、PFI方式は選択しない旨の理由が解説され、維持管理の大部分は期間10年で「包括的民間委託」を契約する。運営は従来通りいわき市直営を継続する、との説明がありました。質疑応答では、建設関係の経営者からの発言もあり、普段関心を向けることの少ない建物設備の維持管理が、いかに重要かを再認識する機会になりました。アリコミの趣旨が自然な形で現れた、情報共有の場であったと思います。この情報交換会で使われた資料は、アリコミ会員になり、アリオス内の事務局に申し込めば入手できます。保存版ともいえる貴重な資料です。
さて、次回の月イチ情報交換会は、11/29(火)の「カンティーネのスタインウェイ・ピアノを弾く会(6)」です。それではまた、お会いしましょう。
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