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2021.12.9 月イチ情報交換会「いわきのアウトリーチ情報交換会」開催レポート

更新日:2023年8月15日



日時:2021年12月9日(木)18時30分~20時30分

場所:いわきアリオス 本館2階 カンティーネ


文:アリオスコミュニティ 宍戸 博


アウトリーチという言葉をご存じですか。劇場に来られない人たちに自分たちから出向き、音楽や芸能、演技などを提供する文化活動といわれています。いわき市にもアウトリーチ活動を行っている団体があります。そうした団体の世話人たちから、団体が行っているアウトリーチ活動を紹介して頂きました。


会の前半では、いわき市文化協会の田村 学会長、いわき交響楽団の渡部敏雄・前団長、いわき芸能倶楽部の古扇亭唐変木さん(古川隆さん)、いわきアリオスの矢吹課長、ミューゼの山添さんのお話を伺いました。


(田村 学 さん)


(渡部 敏雄 さん)



(古川 隆 さん)


(矢吹 修一 さん)


(山添 信正 さん)



それぞれの団体が行ってきたアウトリーチ活動に、参加者は興味深く聞いていました。後半は会場の参加者からもお話を伺いつつ、市内のアウトリーチ活動について意見を交換し合いました。


意見を交換する中で浮かび上がってきたのが、文化活動を行っている方と鑑賞したい方との間で、情報を共有する難しさでした。団体がボランティアで公演をしたいが窓口がわからない、見たい方々が上演希望してもどこにお願いしたらわからないという様子が伺えました。情報共有を支援する立場の行政も、複数の担当課、学校、アリオス、公民館のように分かれていました。各組織が連携することで市民活動をより支援できるのではとの意見も出されました。他の自治体で市民の文化活動を一括して支援する事例もあるとの情報提供を頂きました。合わせて文化団体が上演のための実費を団体が負担していては、継続した活動が難しいとの問題提起もありました。


文化を提供したい方々と団体と受け取りたい市民の方々が結びつけば、いわき市は文化活動が活性化する。そんな予感を感じさせる集まりになりました。私は、いわき市に文化を広げたいというの雰囲気が盛り上がればと感じました。



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