2024.6.8 「アリコミ祭2024withいわき文化春祭り」開催レポート
- 圭介 島崎
- 4月17日
- 読了時間: 2分
市民主導でいわきアリオスやいわき市の文化の未来を考えていく「アリオスコミュニティ(以下、アリコミ)」。6/8(土)、「アリコミ祭2024withいわき文化春祭り」を開催しました。
○ 日時:2024 年 6月 8 日(木) 18 時 30 分~20 時 00 分
○ 場所:いわき芸術文化交流館アリオス 本館 2階
○ 主催:アリオスコミュニティ
◯ 出演者一覧
・マジック(火の車太郎)
・ヨーヨー(さい)
・ピアノ独奏、歌
・ピアノ独奏、連弾(冨田優吏、冨田陽子)
・ライアンハープ演奏(いわきライアーリング)
・絵本とピアノ(フィーメイルズ)
・ポエトリー・リーディング(坂本清人)
・ピアノトリオ(IWAKYO TRIO)
・歌とピアノ(又吉佑美・小林麻紀)
・演劇(即席演劇ユニット・チーム十六方塞がり)
・ゴスペル(タバナクルクワイア)
文・岩谷 暁子
春祭り一日目の余韻の中マジックとけん玉がアリコミ祭の幕を軽快に開けてくれた。
棟方志功の緞帳の前で生気を帯びたスタインウェイを最初に鳴らした女の子はとても堂々としていた。
連弾の親子はビアノでしかできないことの楽しさに溢れていた。
ライアーハープの繊細な響きに聴き入る人たちのなんという静けさ!
愛いっぱいの絵本の朗読とビアノがその世界をつくっていく。織り上げるとはこういうことか。
自作の詩の朗読は穏やかな共感をよびながら力強さそのものだった。
ピアノヴァイオリンチェロのトリオはいつかはやってほしかった組み合わせ。
選曲も素適だった。
続くソプラノの歌声はカンティーネの吹き抜けのまだ淡い夜空に届いていた。
演劇「リレー」は草野心平現る!で始まった。
ここで安川加寿子さんにも会うことができた。たった二人で壮大なストーリーを物語りアリコミ祭を抱擁してくれた。かえるのうたがリリックなビアノ音になり沁みわたった。
最後のゴスペルは締めくくりに相応しく多いに盛り上がった。
この時間この場に集まった人たちが波のようにリエゾンをしてゆく不思議な会になった。予想もしていないことでした。
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