
2025年は 周遊型の
パフォーマンスフェス
劇場は躍動する-Alios amoeboid-

アリコミ祭2025
“年齢国籍性別を問わず、個人か団体かを問わず、ウマいヘタを問わずにパフォーマンスを披露できる”パフォーマンスフェスを目指し、2023年のプレ開催を経て2024年にフェス本祭を開催しました。
通算で3回目となる『アリコミ祭2025』は、これまでの活動で出会った個人・団体と“交流”し“対話”しながらつくり上げていくフェスになります。これまでのメイン(カスケード・カンティーネ)から会場を拡張し、2階の通路部分までステージとして使用して周遊するスタイル(=Alios Amoeboid)になります。
多様なジャンルのパフォーマンスを偶然目にして足を止め、演者とステージを移動することで“芸術文化交流館”の意外な一面を発見し、「たのしそう」「おもしろそう」のもうひとつ先の世界を感じられるフェス、観客がパフォーマーとともに周遊することで“思いがけない何か”を持ち帰れるフェスにしたいと思っています。
今回は、プレ開催時のように「各出演団体のパフォーマンス後に演劇パートを挟み、パフォーマンスを題材にした内容で緩やかに物語を繋いでいく」展開をつくります。
演劇パートは宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』をベースにしたオリジナル作品。
カスケードを物語の"星祭り"の会場に見立て、生前芸術に触れることができずに死んでしまった男の子を主人公に、昨年亡くなった谷川俊太郎が生前ゆかりのある場所としてアリコミ祭を案内します。
パーカッション、ミュージカル、演劇の持つリズム。空や星の絵画、フラに描写される自然、棟方志功と青森、谷川の詩の朗読に応えるゴスペル…男の子とともに会場をめぐり、劇場と市民のあり方を考えるきっかけにもなる物語構成となります。
タイトル
アリコミ祭2025
劇場は躍動する -Alios amoeboid-
日時
2025年8月19日(火)17:30-21-15
Opening Act 17:30-
AliosCommunity Fes 18:30-
After Party 20:45-
場所
カンティーネ、カスケード、エントランスほか
〒970-8026
福島県いわき市平三崎1-6
料金
無料でご観覧いただけます
主催

タイムテーブル
Opening Act
17:30-18:30
カンティーネ
ピアノ演奏

AliosCommunityFes!
18:35-18:55
カスケード
ラテン打楽器パフォーマンス

18:55-19:00(以降、数度)
カスケード ほか
演劇

19:00-19:20
カスケード
ミュージカル

19:20-19:30 大ホール前
19:50-19:55 中劇場前
絵画


19:30-19:50
平中央公園前テラス
フラダンス

19:55-20:10
カスケード
津軽三味線合奏

20:10-20:20
カスケード
詩の朗読

20:20-20:40
カスケード
ゴスペル

After Party
20:45-21:15
カンティーネ
懇親会

カンティーネのスタインウェイ・ピアノと楽しむ会
平市民会館の開館時に導入されたピアノがカンティーネに保管されており、第5火曜の夜に 弾くことができる会を開催しています。今回は時間内で自由に弾くことができます。


大西 佳祐
十中八九、サンライズビッグバンド等で活動。ミューゼ音楽教室 ドラム、パーカッション 講師。
2024年よりポップスバンド PLACEBOを牽引し、オリジナル曲のアレンジにも挑戦。

Burikican Toy Plane
アリコミ祭2025への参加のために、蛯名 まひる(劇団紙飛行機)、鈴木 卓巳(表現活動コミュニティ アソビバ)、小林 基(演劇結社スナフ缶)で結成した演劇ユニット。

表現活動コミュニティ アソビバ
「好きを遊びに、遊びを表現に」をテーマに、演劇公演やワークショップ開催などの表現活動の足がかりとなるような場作りをする いわき市初の表現活動コミュニティ。

金澤 裕子
いわき市出身。筑波大学 芸術専門学群 総合造形専攻卒業。空と鳥をメインとし、故郷である福島の風景に、心に描く理想世界や愛・希望・情熱を織り交ぜて描く。


ラヴァ コーナネ フラ
いわきのフラ教室に在籍後、ハワイ生まれ茨城在住の師匠の元で指導を受けて20年。市内の教室で、ハワイのフラやカヒコ(古典フラ)、アウアナ(現代フラ)を指導している。

三絃 廣光会
平成4年設立。会員は小学校5から80才まで50名程。津軽三味線と民謡普及のため、毎年の発表会を軸に日本民謡協会、福島県民謡連盟を通して積極的に地域活動を行っている。



出演者・鑑賞者
2024年11月に亡くなられた谷川俊太郎さんは、2008年のいわきアリオス開館に際して4編からなる組詩「アリオスに寄せて」を寄稿されています。その際のインタビューでは、
「これだったら歌になるだろうとか、これだったらダンスと一緒にできるだろうとか、いろんなコラボレーションを考えて、短い詩を組詩風につくりました。あんまり祭り上げないで、もう、思いもよらないような方法で詩を『使い倒して』欲しいですね。」
と語られていました。
今回は、組詩のなかから「ハコのうた」を朗読します。
NEW BREEZE GOSPEL CHOIR
貞本まさたか率いるゴスペル集団。いわき・日立の2拠点でワークショップを開催。固定化された状況や慣習に変化をもたらし、新しい活気を生む「新しい風」を吹かせる。


出演者・鑑賞者 だれでも
出演者同士、出演者と観覧者 間、観覧者同士の交流や対話を目的にアフターイベントを開催します。30分程度ですが、ご出演いただいた感想も伺いたいのでぜひご参加ください。
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